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【特集】話題の暖房器具「電気蓄熱式暖房器」をもっと知りたい!

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【特集】 話題の暖房器具 電気蓄熱式暖房機をもっと知りたい!

日本の環境を考えて造られた「暖吉くん」開発秘話

1987年、住友電気工業株式会社の子会社として設立された北海道電機株式会社。 配電線などの電線ケーブルや光ケーブルの製造をしており、中でも総売上の45%と、同社の看板製品なのが電気蓄熱式暖房機の「暖吉くん」です。

日本の気候・住環境に適した電気蓄熱式暖房機を開発しよう!

北海道電機

のどかな風景が広がる北海道電機株式会社の周辺(北海道奈井江)

20年ほど前(1988年)になりますが、全国的にも初めて電気蓄熱式暖房機を導入、推奨したのが北海道地区でした。
当時は、外国からの輸入製品をメインに販売しておりました。 ところが放熱の特性の仕方が日本の気候に合っていなかったんです。

電気蓄熱式暖房機は、夜に蓄熱して昼に自然に放熱をするのですが、昼間は真冬でも日射が入ってきて部屋の温度がどんどん上がり、暑くなりすぎてしまうというお客さまからのお声が寄せられたのです。
そこで、北海道電機株式会社と我が社の親元である住友電気工業株式会社との共同研究で日本の気候・住環境に適した電気蓄熱式暖房機の開発が始まりました。

室内コントロール能力の高い「暖吉くん」

何とか日本の住環境に適応させられないかと考えた結果、不要なときの自然放熱を抑え、必要なときに必要な熱を取り出せる技術が必要である結論に至りました。

例えば、23時から翌朝7時まで蓄熱する場合、次に電気が入るのは16時間後です。お昼の間にファンも回さない状態で放置しておくと、これまでは、約50%が自然放熱されて約50%しか残らなかったのですが、研究開発の結果、約34%まで自然放熱を抑えて約66%を残す事に成功しました。この約16%の差が非常に重要 で、残る熱量が多いほど室温コントロール能力が高いというわけです。

蓄熱特性

放熱特性

こうして生まれた「暖吉くん」は1992年に正式販売となり、現在は日本の住環境に合った製品として多くの家庭で使われているのです。もうひとつ、「暖吉くん」ならではの特徴が機器の表面。粉体塗装を施しているため表面に凹凸ができ、万が一、手が触れてしまっても熱さを感じにくくなっています。その上キズがつきにくく、他メーカーの真っ白なタイプと違って、部屋の雰囲気にもすんなりと馴染みます。ちなみに「暖吉くん」という名前は、親しみやすい、憶えやすい、そして楽しくて幸せな気分にするというコンセプトのもと、社内公募をして決定しました。


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